暮らしのコラム

3人のお子様と暮らす5人家族が住む住宅 間取り

注文住宅の間取り 2022年1月14日

今回ご紹介するのは、3人のお子様と暮らすご夫婦が設計した注文住宅です。
お子様は4歳の双子の娘様と1歳半の息子様がいらっしゃって、子育てが一番大変な時期です。
子育てを少しでも楽にするため、また将来を見越して住宅の間取りを設計しました。

お子様が3人となると、子育ても非常に大変でしょう。
そんな苦労を軽減するために、家事が楽になる工夫を注文住宅で実現しています。
では、お子様3人と暮らすご夫婦の注文住宅の間取りを詳しく紹介していきましょう。

全体をキッチンから見渡せる四角いLDK

LDKは、20帖程度の四角い形を採用しています。

シンプルながら機能面では非常に優れている形で、日々の暮らしをサポートしてくれることでしょう。

まず、四角形のLDKは、非常に見通しが良いです。

部屋の隅々までキッチンから様子が伺えるため、小さなお子様を安心して遊ばせながら家事を進めることができます。

また、家具の配置の自由度が高いため、お子様の成長に合わせたレイアウトに工夫しやすくもなります。

LDKに接して、4.5帖程度の和室も配置しています。

和室があると、来客時の対応などで非常に便利ですね。

特に、3人のお子様を育てるご家庭なので、家庭訪問などでも活躍してくれることでしょう。

和室には床の間も設置されており、和風の雰囲気を楽しむことができます。

お花や人形などを飾ることで、ワンランク上の空間を演出することも可能です。

洋風の住宅ながら、和の心も忘れない素敵な内装に仕上がりました。

お子様の様子を見守れる対面式キッチン

お子様が小さな時は、ふとしたことで怪我をしたりするのでなかなか目が離せないですよね。

しかし、料理中は火を使うので、そちらからも目を離すことができません。

そこで、対面式のキッチンを採用することで、お子様の様子を確認しながら料理ができるようにしました。

キッチンにはカウンターも設置しているため、お子様の勉強スペースとしても活用できます。

料理をしながらでも、お子様の勉強をみてあげられるので、学習に対する意欲を上げる効果にも期待が持てるでしょう。

さらに、カウンターにお酒を並べるなど、使い方は自由自在です。

もちろん、お子様が成長した後でも、対面式キッチンはコミュニケーションを図るうえで活躍してくれるでしょう。

お子様が独立するまで、様々な形で対面式キッチンは役に立ってくれます。

冷蔵庫も収納できる広めのパントリー

キッチンの後方には、2帖弱の広めのパントリーを設置しました。

家族5人分の食材や食器を収納するとなると、かなりのスペースが必要となりますよね。

広めのパントリーを設置することで、キッチン周りをすっきりと片付けることができました。

パントリーには、冷蔵庫も配置しています。

外から冷蔵庫が見えない作りとなっているため、キッチンの見た目がスタイリッシュです。

キッチンのコンロ部分やパントリー部分は、リビングから見えないように配置しています。

リビングからは生活感のあるものが見えないようになっているので、おしゃれな生活を

友人を招待した際などは、好評を得ること間違いないでしょう。

キッチンの奥の部分は、勝手口も設置されています。

勝手口から直接外に出られるため、ごみ捨てなどが非常に便利です。

外に大きなごみ箱を置いておけば、ごみを室内に留めておく必要もなくなります。

ちょっとしたことですが、勝手口があるだけで家事の動線が非常に良くなるのです。

玄関ホールとLDKの両側から入れる洗面室

洗面室は、LDK側と玄関ホール側の両方から入れる、2WAYタイプを採用しています。

玄関から直接洗面室に行けるようにしておけば、お子様が外で遊んで汚れて帰ってきても、リビングを汚すことがありません。

お風呂に入った後はリビングに直接出られるため、不意の来客で困ることもありませんね。

また、LDK側の入り口は、キッチンの近くに配置しています。

料理と洗濯で動く距離が最小限で済むため、家事の負担を大幅に軽減してくれるでしょう。

料理と洗濯を同時に進行しても、近くで作業できるため安全です。

洗面室は3帖強と広めに設定していますので、雨の日などは部屋干しのスペースとしても活用できます。

雨の日でも気にせず洗濯ができるのは、家事が非常に楽になりますね。

特に、お子様が3人ともなると、洗濯物の量もかなり多くなることでしょう。

毎日洗濯ができることは、日々の家事を結果的に楽にしてくれます。

白を基調とした明るい外観

外観は、白をベースに明るく仕上げています。

ベーシックな色ですが、建物の形や配色を工夫することで、他にはない個性も際立たせています。

2階の1部屋を外側に跳ね出し、見た目にアクセントを付けました。

跳ね出し部分はアースカラーのタイル調で仕上げることで、シンプルな白の外壁に変化を持たせています。

アースカラーと白の組み合わせは明るい印象で、家族で暮らす住宅にはぴったりです。

さらに、バルコニー部分や扉を木目に仕上げることで、見た目のバランスを整えています。

黒い屋根も全体を引き締める効果を発揮しており、明るくも落ち着いた外観に仕上がっていますね。

屋根形状は、2階部分に段差を設けシンプルになりすぎないよう工夫しています。

片流れ屋根を組み合わせたような形状は、注文住宅ならではのおしゃれでスタイリッシュな外観を実現しています。

さらに、1階の跳ね出し部分にも屋根を設けることで、シンプルになりすぎないように演出しています。

2階に子供部屋を3部屋確保

2階には、子供部屋を3部屋確保しました。

お子様の人数分部屋を確保し、将来的に個人の部屋を持ってもらうことができます。

お子様が大きくなるにつれ、プライバシーなども気になるでしょうから、それぞれのプライベートルームも必須といえますね。

お子様の部屋は、東側に寄せるように設計しました。

これは、朝日を浴びて目覚めるようにするためです。

朝日を浴びて目覚めることで、健康的な生活を送ってもらえることでしょう。

さらに2階には、夫婦の寝室も確保しています。

つまり、2階部分に4部屋あるということですね。

コンパクトな住宅であっても、間取りを工夫することで部屋数を確保することは十分可能です。

ご夫婦の寝室には、ウォークインクローゼットも設置しています。

ご夫婦の衣類を収納するには十分な広さがあり、服が散らかる心配はないでしょう。

加えて寝室には押し入れもあるため、衣類以外のものを収納しておくことも可能です。

さらに、ご夫婦の寝室の一角には、ご主人専用の書斎も配置しました。

広くはないスペースですが、専用の書斎があるだけで男性の気分は上がるものです。

きっと、ご主人の読書や勉強の時間に大活躍してくれることでしょう。

2階へはホール階段で接続

2階へ上がる階段は、玄関ホールに設置しています。

リビングを通らずに直接2階へ上がれるため、お子様のプライバシーを守ることができます。

お子様が小さなころは、プライバシーを気にする必要はないでしょう。

しかし、お子様が大きくなり友達を家に連れてくるようになれば、リビングを通るのも少し気になるものです。

友達としても、親のいるリビングを通るのは気を使うでしょう。

お子様のプライバシーを守れるホール階段は、お子様の成長を見越して設計されているのです。

また、階段の上り口やトイレは、玄関からは直接見えないように工夫されています。

小壁を設置することで、奥の様子が伺えないのです。

これなら、来客や荷物の配達の対応なども、安心して行うことができます。

さらに階段下には、収納スペースを取り付けています。

デッドスペースを有効活用することで、住宅にたっぷりの収納を設けることに成功しました。

収納がたっぷりあるので、お子様3人分の思い出の品を残しておくことも難しくないでしょう。

階段下の収納スペースには、屋外の扉から入れるようになっています。

外部の倉庫としても活用できるため、屋外で使う汚れやすいものを収納しておくにも便利ですね。

アウトドア用品やスポーツ用品などを収納するのに、大活躍してくれることでしょう。

2階の廊下からも入れるインナーバルコニー

2階部分には、広めのインナーバルコニーを設置しています。

インナーバルコニーには2階廊下から直接入れるため、誰もが気兼ねなく出入りすることができるでしょう。

椅子やテーブルを設置しておけば、テラスのような使い方もできますね。

他のインナーバルコニーの活用方法としては、家庭菜園が挙げられます。

家で野菜などを育てることで、食べ物ができる過程をしり、物を粗末にしないお子様に育ってくれる効果に期待できます。

自分の育てた野菜を料理して食べることで、食育にもつながることでしょう。

さらに、ご両親と一緒に野菜を育てる過程で、コミュニケーションも存分に取ることができます。

家族全員で家庭菜園に取り組む場合も、誰でも入れるインナーバルコニーの構造は効果を発揮してくれるでしょう。

ご家庭によってさまざまな使い方ができるインナーバルコニーは、家族の絆を深める非常に有意義な設備といえます。

駐車スペースは3台分を確保

駐車スペースは、3台分を確保しています。

ご夫婦それぞれの車が駐車できるのはもちろんのこと、来客用として多めの駐車スペースを確保しました。

お子様が成長すると、行事等で来客も増えるでしょうから、来客用の駐車スペースもあると便利ですね。

お子様の送り迎えなどもあるので、夫婦で別の車は必須です。

お子様が小さなころはチャイルドシートも必要でしょうから、広い駐車スペースは何かと活躍してくれるでしょう。

もちろん将来的には、余分な駐車スペースにお子様の車を置くことも可能です。

お子様が独立して実家を離れたとしても、駐車スペースがあれば気兼ねなく車で帰省もできます。

多めの駐車スペースは、将来にわたって様々な形で活躍してくれることでしょう。

3人のお子様がいる5人家族住宅 間取りまとめ

いかがでしたか?

今回は、お子様3人を育てるご夫婦が設計した注文住宅をご紹介しました。

家事の動線が良いことはもちろん、省力化にも力を発揮する間取りとなっています。

また、お子様の将来のことまで考え、様々な工夫が施されていましたね。

これからの子育ての事を間取りに取り入れたい方は、ぜひとも参考にしてみてください。


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