暮らしのコラム
女性設計士が提案する家づくり ~小倉北区・Wさま~
こんにちは!北九州を拠点に住まいづくりに携わり130年になる「なかやしき」設計企画課の清松です。今回は私が携わった案件の中からWさまとの家づくりをご紹介したいと思います。
親と同居のプライベートとパブリック
ご家族であっても一人ひとりの生活スタイルは違うもの。まして世代が違えば、起床・就寝時間、食事のタイミング、好きなテレビ番組なども違いますよね。
Wさまご夫婦はお母さまとのご同居。そこで設計にあたっては、それぞれの生活スタイルを丁寧にヒアリングし、ご家族皆さまが快適に暮らせる間取りを提案させていただきました。
例えば、個室などのプライベート空間をきちんと確保しつつ、水回りなどの共用スペースはお互いの使いやすい場所に配置。誰もが気持ちよく暮らすためには、プライベートとパブリックの線引きや、ほどよい距離感が大切です。
ご趣味やご要望をヒアリング
ガーデニングが趣味というお母さまのお部屋には、さらに暮らしを楽しんでいただけるよう、南側に大きな掃出し窓を設置。これで、ご自分のお部屋からお庭を眺めることも、直接お庭に出ることも可能です。
「明るくナチュラルな印象にしたい」という奥さまのご要望には、玄関とダイニングに吹抜けを設け、陽光がたっぷり入る間取りに。階段はアイアン製の手摺りでアクセントをつけ、玄関には奥さまお気に入りの照明器具を取りつけています。
玄関ホールの“飾りニッチ”も好評
そして、思いのほか喜んでいただけたのが、写真や小物などを飾れる玄関ホールの“飾りニッチ”です。実際に飾るものを具体的にイメージしていただき、ニッチのサイズや設置する高さを決定。“飾りニッチ”はオシャレ度がグンとアップする、オススメのスペースです。
皆さまの暮らしに合ったお家をつくるのが私たちの仕事です。ぜひ、皆さまのご要望やお悩みをお聞かせください。すべての案件に設計士が関わるなかやしきなら、理想の住まいづくりができると思います♪