暮らしのコラム
北38坪の吹き抜けモダン住宅の間取りプラン
今回ご紹介するお宅は、5LDKの吹き抜けが自慢のお宅です。
外装は、白を基調とした明るいシンプルモダンな家に仕上がっています。
お子さん二人を持つ、子育て世代にぴったりの内装と、おしゃれな外装のお宅を紹介していきましょう。
もくじ
吹き抜けのある開放的なリビング
リビングに入ってまず目につくのは、大きな吹き抜けです。
19畳のリビングに設置された吹き抜けは、天井の高い開放的な空間を演出し、モダンな印象をリビングに与えてくれます。
視覚的に実際よりも広く見えるリビングは、暮らしから圧迫感を取り除いてくれます。
大きな吹き抜けは、もちろん太陽光を存分に取り入れることのできる設計なので、リビングをより一層明るくしてくれます。
リビングの隅々まで太陽光が入るため、明るく快適なく暮らしを送ることができます。
吹き抜けのあるリビングは、開放感のある空間を演出してくれます。
常に家族の存在を感じることのできるリビングは、家族のきずなを強めるためにも非常に重要な役割を果たしてくれるでしょう。
もちろん、LDKには、電気床暖が完備されています。
吹き抜けのあるリビングは、開放感がある反面、空間が大きいため冬は寒くなりがちです。
しかし、電気床暖を完備することで、冬でも暖かく快適に過ごすことができます。
リビングには、アップライトピアノが設置されています。
本格的なピアノのあるリビングは、それだけでもおしゃれな雰囲気を醸し出してくれますね。
リビング階段で2階に直結
リビングには、2階へと続く階段も設置しています。
リビング階段は吹き抜けのある家と非常に相性が良く、より広い空間を演出する効果があります。
それから、リビング階段は家族のコミュニケーションをとるうえでも活躍するでしょう。
なぜなら、リビングに階段を設置することで、2階の個室に行く際に必ずリビングを経由するからです。
また、外に遊びに行く際も必ずリビングを経由します。
これにより、家族が顔を合わせる機会が増加するというわけですね。
子供が成長すると、顔を合わせる機会が減ってしまうものです。
特に思春期などになると、部屋に閉じこもりがちですが、動線を工夫して、毎日顔を合わせることができるようにすることも大切なことなのです。
リビングに接した和室
リビングに接して、和室を1室設けています。
洋風な内装の中にも和の雰囲気を取り入れ、日本人らしい暮らしを送ることができるでしょう。
もちろん、リビングとの調和も意識して、まとまりのある雰囲気を演出しています。
畳の床は、寝転んだりくつろいだりするには最適です。
子供が遊ぶにも、畳だと安心できますよね。
ちょっとした和室を設けることで、よりくつろげるスペースを確保することができました。
さらに、和室には仕切りを設けてあるため、来客をお通しする部屋としても活用することができます。
特に、お子さんの家庭訪問などの対応もあるでしょうから、その時は活躍してくれそうですね。
晴れた日は食事もできるウッドデッキスペース
リビングには、直結するウッドデッキが完備されています。
ウッドデッキに続く大きな窓は風通しもよく、開放的なリビングの演出に一役買ってくれています。
もちろん、ウッドデッキの使い方はさまざまです。
心地よい風を感じながら、くつろぎの時間が過ごせるかと思います。
晴れた日などには、ここで食事をするのも楽しいでしょう。
さらに、ウッドデッキは洗濯物を干すのにもピッタリです。
洗面所から直線的に行けるようになっているため、洗濯物を干す作業が非常に楽になっています。
パントリー付きで収納たっぷりなキッチン
キッチンにパントリーを設置することで、大容量の収納を確保することができました。
キッチンは調理器具や調味料が増えやすいため、どうしても散らかりやすいものです。
パントリーを設置したことで、散らかりにくく片付けやすいキッチンが実現できました。
さらに、ダイニングにはカウンターも完備しています。
夕食や朝食時、家族全員がそろわない場合などは、カウンターで食事を済ませることも可能です。
カウンターで食事してもらえば、そのままキッチンに食器を運ぶことができるので片付けも非常に楽になります。
共働きだと家事も大変でしょうから、時短につながるカウンターは活躍してくれそうです。
カウンターをはさんで対面式のキッチンにすることで、料理の準備中でもリビングにいる家族とコミュニケーションが取れるようになりました。
家族のだんらんには、ぴったりのキッチンに仕上がったといえます。
共働きにもうれしいファミリークローク
洗面の手前には、ファミリークロークを設置しています。
家族分の衣類をまとめて収納できるため、保管部屋にある収納を有効活用できますね。
また、洗濯機置き場のすぐそばにファミリークロークを設置していますので、洗濯物を運ぶ手間も最小限に抑えることができます。
洗濯乾燥機を導入すれば、洗面所付近だけで選択の作業が完結してしまうでしょう。
共働きで働く夫婦の場合、洗濯もかなり手間のかかる家事の一つになります。
洗濯の手間が最小限に住めば、夫婦の負担をかなり減らすことができるでしょう。
洗面のすぐそばにファミリークロークがあるため、朝の支度や帰宅後の着替えにも便利です。
朝は、洗面所で手洗いや歯磨きを済ませた後、隣のファミリークロークで着替えを済ませることができます。
朝の時間は貴重ですから、支度が一か所で済むのは非常にうれしいところです。
また帰宅後は、洗面所で手洗い等を済ませた後、隣のファミリークロークで部屋着に着替えることができます。
自室に行くことなく、すぐにくつろげる体制が整うこともメリットの一つといえますね。
玄関、リビングどちらからも入れる2WAY洗面所
洗面所は、玄関とリビングのどちらからも入れる2WAYタイプとなっています。外で汚れた場合は、リビングを汚すことなく洗面所に直行できるのです。
また、普段は階段を降りてすぐ洗面に行けるため、朝の準備も非常に便利です。
また、リビング側の入り口はキッチンにも隣接しているため、洗濯と料理の両立も可能です。
効率よく家事ができることは、子供を持つ忙しい夫婦にとって非常に大切なことです。
さらに、洗面所にはホスクリーンも設置しています。
洗面所で洗濯物を干すことができるため、面倒な家事が一気に片付きそうですね。
仕切りのない二つの子供部屋
2階にある二つの子供部屋には、仕切りを設けていません。
これは、兄弟に仲よく遊んでもらうために非常に便利です。
小さいころの兄弟は、基本的に一緒に行動して過ごすものですね。
学校から帰ると、ゲームなどを一緒にすることでしょう。
子供部屋の仕切りをなくすことで、同じ部屋でゲームを楽しむことができるようになります。
また、子供部屋の仕切りをなくすことで、ある程度広い空間を確保できます。
広い空間があれば、テレビゲームだけでなく、いろいろな遊びに使うこともできるでしょう。
さらに、2階には夫婦用の寝室を2部屋用意しています。
こちらは当然、独立した部屋ですね。
お子さんが大きくなると、2人で仕切りのない部屋を使うのを嫌がるでしょう。
そんな時は、大きな子供部屋を真ん中で仕切ることで解決できます。 そのために入り口のドアを2つ設けました。
雨の日も安心のインナーバルコニー
2階部分には、インナーバルコニーを設置しています。
屋根があり広さも十分あるインナーバルコニーは、非常に多彩な使い方をすることができます。
たとえば、リクライニング椅子を設置して、ゆっくりと読書を楽しんでもいいでしょう。
また、インナーバルコニーで食事をするなどすれば、いつもとは違う日常を体験することができます。
日々の暮らしにメリハリをつけることも、長く住宅に住むためには必要なことなのです。
インナーバルコニーなら、通常のバルコニーと違って人目が気になることがありません。
そのため、一人で集中したい場合や、人目を気にせずくつろぎたい場合などにも活躍します。
また、雨の日に洗濯物を干す際も、インナーバルコニーは大活躍します。
屋根付きで、かつ湿気がこもらないため、雨の日でも洗濯物を干すことができるのです。
天気を気にせず洗濯できるのは、非常にうれしい機能ですね。
シンプルモダンなハイセンスな外観
外観は、白を基調とした明るいシンプルモダンに仕上げています。
屋根には今風の片流れ屋根を採用し、黒色を採用することで白色の外壁との相性もばっちりです。
外観上の最大の特徴は、北東部分に設置された2階部分。
2階部分が1階部分よりも跳ねだす、モダンな造りとなっています。
さらに、跳ねだした部分はレンガ調にデザインされ、見た目の変化もおしゃれに演出されています。
小窓を多くデザインすることで、外壁にアクセントを加えています。
小窓はシンプルで主張しすぎないため、シンプルモダンな外観には非常にマッチしているといえるでしょう。
北入りの立地となっているため、敷地に対する建物の位置等も工夫しています。 玄関側にスペースを多くとることで、玄関や駐車場の日当たりの悪さを軽減できるのです。
シューズクローゼット付きの玄関
玄関には、シューズクローゼットが完備されています。
家族が4人ともなると、靴や傘なども散らかりがちになりますよね。
シューズクローゼットで収納をたくさん確保することで、片付けやすい玄関に仕上がりました。
また、玄関の扉は親子ドアを採用しています。 いざという時大きく開くことができるため、大きな荷物を運びこむ際も安心です。
普通車2台、軽自動車1台停められる駐車場
駐車場は、普通車2台、軽自動車1台の3台分を確保しています。
現段階では、夫婦二人分の駐車スペースしか活用していませんで、1台分は来客用として利用することができます。
ホームパーティーなどでご友人を呼ぶことが多い方は、広い駐車場は非常に便利が良いですね。
また、お子さんが大きくなった際に、車を所有することになるかもしれません。 そのような場合でも、1台分のスペースは確保できていますので、気兼ねなく車を購入させることができます。
30坪代の吹き抜けモダン住宅 間取りまとめ
今回の間取りはいかがだったでしょう?
今回は、家族4人が住むのにぴったりの住宅をご紹介しました。
お子さんの成長を見守ることのできる、素敵な内装のお宅に仕上がっていますね。
ぜひ、あなたのお宅づくりの参考にしてみてください。